採蜜の季節は、春~初夏にかけての年に一度。巣箱の中で、蜜ふたができるまでじっくり熟成させています。その分、採蜜量は限られますが、甘みが強く、糖度の高さは国産はちみつの規格をはるかに上回るほど! 加熱していないから、特有のエグミがなく、はちみつ本来の活きた酵素やビタミン、ミネラルも豊富。口に含めば、とろけるような甘みと、濃厚な花の香り、すっきりとした後味が広がります。また、ファームのはちみつは、百花蜜。蜜源確保と地域の景観のために、菜の花、レンゲ、ひまわり、コスモスなどの花を育てています。採蜜時期によって、色、香り、味わいも変化します。  



レンゲ、アカシア、菜の花、柿の花、ブルーベリーやブラックベリー、後半には柑橘系のレモン、ミカンの爽やかな花蜜も加わります。華やかなお花畑のはちみつです。

養蜂場近くの佐脇神社にある大樹、クロガネモチのふっくらした花蜜に柑橘の果樹類、クリの花がアクセントとなり、柔らかで味わい深いはちみつです。



1. スプーンに乗せて、はちみつの香りを感じてください。

2. お口に入れて、はちみつを温めましょう。温度と水分が加わると、味わいがどんどん変化します。舌触り、柔らかさ、香り、味わいをじっくり感じてみましょう。

3. ゆっくりと飲み込み、鼻に抜ける香りをお楽しみください。


気温が低くなるとはちみつが結晶化するのは、蜜に含まれた花粉が起こす自然現象です。湯せんで溶かすと成分が壊れてしまうため、おすすめは「クリームはちみつ」! 結晶化してきたら、毎日数回攪拌して、使いやすいクリーム状にしましょう。焼き立てのトーストに、結晶化したはちみつを乗せて、ザリザリとした食感を楽しむのもおすすめです。


砂糖が100gあたり384kcalに対し、はちみつは294kcal。さらに、砂糖の1/3量で同じ甘さを感じることができます。中でも、非加熱はちみつは、炭水化物、水、ミネラル、ビタミン、タンパク質、ポリフェノール、有機酸、酵素などを含んだ天然の甘味料。エネルギーをすばやく吸収でき、一日のスタートや、運動前後のエネルギー源としても理想的です。